〇簡単ママチャリ快適化                                        

 普段、通学や通勤、お買い物にママチャリを使っている皆様、自転車のメンテナンスはしていますか?

 自転車はメンテナンスを怠ると走れはしても漕ぎが重たく疲れやすくなります。

 逆にメンテナンスをしっかりしていれば漕ぐのがとても楽になり、自転車に乗るのがちょっと楽しくなるかもしれません。

 メンテナンスと聞くと、難しく感じると思いますが、ここでは誰でもできる簡単な3つのお手入れ方法を紹介します。

 これを実行するだけでメンテナンス前の状態によってはかなり軽く漕げるようになるでしょう!

 

1 タイヤの空気を入れる

  定期的に自転車のタイヤに空気を入れていますか?

  パンクしなくてもタイヤの空気は少しずつ抜けていきます。

  タイヤの空気が少なすぎると段差でパンクしやすくなったり、タイヤの摩擦抵抗が増え走りが重くなったり乗り心地も悪く

  なったりと様々な悪影響  があります。空気を入れる量の目安は両手の親指で強く圧迫して簡単にへこまない程度です。ただし、

  入れすぎは破裂につながります。空気を入れるだけでもかなり走りは軽くなります。


2 サドルの高さを調整する

    サドルが一番下まで下がっている状態ではありませんか?サドルの高さが適正でないと、効率よく漕げず疲れやすくなります。

  サドルの調整はカンタンです。

     まずサドルの付け根にある調整レバーを回します。サドル説明.JPG

     反時計回りに回してレバーを緩め、サドルを上に引き上げます。

     高さはスタンドを立てない状態でまたがって両足が地面に少し着くぐらいが良いでしょう。

     両足が地面にベッタリ着く高さでは低すぎです。

     ただし、危険なのでシートポストに表示されている限界線を超える高さにしないでください。

 

 

 3 チェーンにオイルを注す

     自転車を漕ぐとギュルギュルと音がしませんか?もしていたらチェーンのオイル(油)が不足しています。オイルが不足すると漕

   ぎが重くなり、不快な音が発生します。

     また、錆びてチェーンの寿命も縮めますのですぐにオイルを注油してください。チェーンケースがハーフカーバーのタイプはそ

   のそのままチェーンに注油すればいいのですが、下の画像のようにチェーンの露出していないフルカバーのタイプは少しだけ手間

   がかかります。下記写真のネジをプラスドライバーで外してカバーを左にずらすとチェーンが出てきます。   

チェーンカバー説明修復.JPG

      注油はチェーンの繋ぎ目一つ一つに一滴づつ垂らしていくのが理想ですが、面倒だったら垂らしすぎに注意しながら適当に垂ら

    していきましょう。余分な油は不要な布などで拭き取ってください。